よくあるご質問
令和6年(2024年) 法改正について(※随時更新中)
- 視覚・聴覚・言語機能障害児支援加算の取扱いについて
-
人工内耳を装用している障害児に対して、言語聴覚士を配置し、
かつ眼科・耳鼻咽喉科の医療機関との連携の下で支援を行った場合に算定可能。
ーーーーーーーーーーーーーーーー
【単位数】
・人工内耳装用児支援加算(I)
児童発達支援センター(聴力検査室を設置)において、眼科・耳鼻咽喉科の
医療機関との連携の下、言語聴覚士を配置し、人工内耳を装用している児に対して、
専門的な支援を計画的に行った場合。
→利用人数に応じて445~603単位/日
・人工内耳装用児支援加算(II)
児童発達支援センター又は児童発達支援事業所において、眼科・耳鼻咽喉科の
医療機関との連携の下、言語聴覚士を配置し、人工内耳を装用している児に対して、
専門的な支援を計画的に行った場合。
→150単位/日
【対象となる児童】
人工内耳を装用している児童
【主な要件】
<人工内耳装用児支援加算(I)>※児童発達支援センターのみ算定可
(1)聴力検査室を有していること。
(2) 言語聴覚士を1以上加配で配置(常勤換算による配置)し、
児童の状態や個別配慮事項等について個別支援計画に位置づけて支援を行う。
(3) 主治医又は眼科若しくは耳鼻咽喉科の診察を行う医療機関との
連携体制が確保されていること。
(4) 地域の保育所、学校、障害児支援事業所等の関係機関に対して、
人工内耳装用児に対する支援に関する相談援助を行うとともに、
情報提供の機会や研修会の開催等、人工内耳装用児への理解や
支援を促進する取組を計画的に行うこと(内容の要点等に関する記録を作成)。
<人工内耳装用児支援加算(II)>
(1) 言語聴覚士を1以上配置(常勤換算ではなく単なる配置で可)し、
児童の状態や個別配慮事項等について個別支援計画に位置づけて支援を行うこと。
(2) 主治医又は眼科若しくは耳鼻咽喉科の診察を行う医療機関との
連携体制が確保されていること。
(3) 地域の関係機関の求めに応じ相談援助を行うこと(内容の要点等に関する記録を作成)
※言語聴覚士の配置や聴力検査室の設備のほか、医療機関との連携体制の確保や関係機関への
支援など新たな要件が設定されており、これらを満たすことが求められることに留意すること。
※人工内耳を装用し、身体障害者手帳2級以上に該当する児童の場合、
要件を満たしていれば「人工内耳装用児支援加算」と「視覚・聴覚・言語機能障害児支援加算」を
同時に算定することが可能。
※「人工内耳装用児支援加算」で配置が求められる言語聴覚士が、「視覚・聴覚・
言語機能障害児支援加算」で配置が求められる意思疎通に関し専門性を有する者」の
要件を満たす者である場合、当該者の配置及び支援をもってこれらの
要件を満たすこととすることが可能。
ーーーーーーーーーーーーーーーー
<参考資料>
■子ども家庭庁HP
https://www.cfa.go.jp/policies/shougaijishien/shisaku/hoshukaitei
■令和6年度障害福祉サービス等報酬改定(障害児支援関係)の改定事項の概要について(令和6年4月1日)P29
https://www.cfa.go.jp/assets/contents/node/basic_page/field_ref_resources/253aba4f-3ce0-4aa1-a777-3d42440f1ca2/25400d3f/20240412_policies_shougaijishien_shisaku_hoshukaitei_45.pdf
■令和6年度障害福祉サービス等報酬改定等(障害児支援)に関するQ&A VOL.1(令和6年3月 29 日) P16,17
https://www.cfa.go.jp/assets/contents/node/basic_page/field_ref_resources/253aba4f-3ce0-4aa1-a777-3d42440f1ca2/36bd7a00/20240412_policies_shougaijishien_shisaku_hoshukaitei_46.pdf
※上記内容は国が示している内容となります。
自治体によって加算の取得要件や解釈が異なる場合がございます。
詳細や要件等の確認はそれぞれの指定権者(都道府県/市区町村)にご確認ください。
R6法改正-FAQ15
サポート担当の成田です!
今後のサポートの参考にさせて頂きたいので、
こちらの質問・解答が参考になったかどうか
下記のボタンをクリックしてくださると嬉しいです。
関連するよくあるご質問
- 令和6年(2024年)法改正についての公式資料はどこから確認できますか。
- 令和6年度から書式が変わった個別支援計画や別表の記載例はありますか。
- 令和6年度6月より施行の処遇改善加算についての資料はありますか。
- 算定区分1、2、3の違いはなんですか?
- 請求画面で「延長支援加算が1時間未満で算定されている児童がいます。」というエラーが出ています。このまま請求しても大丈夫ですか?
- 個別サポート加算IIIをつけたいのですがどうしたらいいですか?
- 専門的支援実施加算の回数についてのエラーは出ますか?
- 送迎加算(重度)、送迎加算(医療的ケア児)を変更したいのですがどうしたらいいですか?
- 個別サポート加算I(1)と個別サポート加算I(2)の違いはなんですか?
- 個別支援計画の別表を作成するには、どうしたらよいですか?
- 算定区分を確認する方法はありますか?
- サービス提供実績記録票の算定時間数に記載されている数字が入退室の時間数と異なります。なぜですか?
- 専門的支援実施加算の記録はどこに書けば良いですか?
- 医療的ケアスコア16点以上の重症心身障害児を送迎する場合、受給者証にスコアが記載されていない時はどうすればよいですか?
-
体制等状況管理で「障害児状態等区分」が表示されないのはどうしてですか?
- 個別サポート加算が外れているのを知らずに請求したらEH14のエラーコードで返戻になってしまいました。どうしたらいいですか?
- サービス提供実績記録票に記載されている家族支援加算の数字はなんですか?
- サービス提供実績記録票に記載されている延長支援加算の数字はなんですか?
- サービス提供実績記録票の算定時間数は何が表示されていますか?
- 入退室の時間を記録したら「実績区分が計画区分と異なっています」という警告が出る児童と出ない児童がいます。
- 入退室の時間を記録したら「現在延長支援時間が30分以上1時間未満になっております」という警告が出ます。
- 個別サポート加算(I)の取扱いについて
- 個別サポート加算(II)の取扱いについて
- 個別サポート加算(III)の取扱いについて
- 児童指導員等加配加算 の取扱いについて
- 専門的支援体制加算 の取扱いについて
- 専門的支援実施加算 の取扱いについて
- 延長支援加算 の取扱いについて
- 家族支援加算 (I)の取扱いについて
- 家族支援加算 (II)の取扱いについて
- 事業所間連携加算(I)の取扱いについて
- 事業所間連携加算(II)の取扱いについて
- 関係機関連携加算(I)~(IV)の取り扱いについて
- 関係機関連携加算の取扱いについて(保育所等訪問)
- 送迎加算 の取扱いについて
- 強度行動障害児支援加算の取扱いについて
- 強度行動障害児支援加算の取扱いについて(保育所等訪問)
- 子育てサポート加算の取扱いについて
- 自立サポート加算の取り扱いについて
- 通所自立支援加算の取扱いについて
- 多職種連携支援加算の取扱いについて
- 訪問支援員特別加算(I)(II) の取扱いについて
- ケアニーズ対応加算の取扱いについて
- 視覚・聴覚・言語機能障害児支援加算の取扱いについて